イワパレスカップ
10月19日に、岩手大学の学祭で行われたポケモン大会、イワパレスカップに参加してきました。
ルールは竜王戦準拠。先日の部内戦同様伝説ポケモンが一匹まで使用可能なルール。
今回は自分が使った伝説枠の紹介とおおまかな試合内容と結果を書こうと思います。
[伝説枠の紹介]
さて、問題です。私が使った伝説枠は何でしょう?
おそらく当てられる人は居ないでしょう。
一体どのポケモンを使ったかって?
<ぱるぱるぅ!!!
と、いうことでパルキアでした。
なぜこのポケモンにしたのか、それは簡単。「誰とも被らない」と思ったからである。
また、水・竜というタイプで耐性がそれなりに良く、Dも120あるので特殊相手にはかなり強気に出られるのではないか、という考えもあった。
そして出来た個体がこちら。
パルキア[NN:ぱるぱるぅ!] @とつげきチョッキ
性格:おくびょう 特性:プレッシャー
個体値:31-x-31-31-31-31
努力値:191-0-0-116-0-188
実数値:191-x-120-185-140-158
あくうせつだん ハイドロポンプ れいとうビーム だいちのちから
H:16n-1
C:余り
S:最速91族(霊獣ランドロス)抜き
高い特殊方面への受け性能をチョッキで更に高めた型。普通の特殊攻撃であれば余裕で3、4耐えする。ゲンシカイオーガの攻撃を楽々耐える。C252イベルタルのダークオーラ悪波ですら確4。ジオコンゼルネアスさんは無理です、他でカバーしてあげてください。
このポケモンの役割は、特殊相手を受けつつ撃破、または後続が一撃で落とせる範囲まで削ること。
技範囲が広く、タイプ一致の水・竜技はもちろん、伝説相手にも通りやすい氷・地面技、今回は搭載してないが一部相手に刺さる炎・雷・岩・格闘技も覚え、多くの相手の面倒を見られるのも良い点。
[使ってみて]
伝説枠のなかでもマイナーで、型を読まれづらかったのも強さの一つだったのかもしれない。こちらの選出画面にパルキアが居たときの反応が面白かった。
対戦ではその特殊耐久を存分に発揮してくれた。相手の特殊Zを誘いそれを受け、他のポケモンが予想外の落ち方されるのを防いでくれた。相手を一撃で落とせる火力なかったが、厄介な相手を削って後続の一撃圏内まで持ち込み、そのまま全抜きしていくムーブができた。
マイナーな伝説枠ではあったが、その仕事ぶりは素晴らしかった。
ただ、試合全体を通してハイドロポンプを打つ機会が無かった上、低命中で安定しない点もあるので、一部相手に刺さる炎・雷・岩・格闘技のどれかを採用しても良かったかもしれない。というかこのブログを書いているときに炎技打てるのを知りました。
また、特殊方面には強いが、物理方面は脆く後出し出来ない。削り前提で使うならCに振っていた部分をBやDに振るべきだった。
[試合内容と結果]
パルキアの紹介も終わったところで、おおまかな試合内容と結果を。
予選は24人が6グループに分けられ、勝ち数・残ポケ数・直接対決の結果の順で順位を決め、上位2名が決勝進出。
自分は水グループに分けられた。
自分はパルキアを含むこの6匹で参加。
型を書くのはめんどくさいので割愛。皆さんの想像通りの一般的な型だと思います。マラカッチは自他共に認めるヤベー型なので除いてね...
1戦目:パルキア未選出。相手のレックウザに全抜きされそうだったが、相手のプレイミスにより形勢逆転、そのまま押し通して勝ち。2-0
2戦目:パルキア選出。初手で麻痺を受けたが、敵全体を削り、そのまま後続でスイープする形を取ろうとしたが、交代を読み切れず相手のレックウザに降臨され、そのまま貫き通されて負け。0-2
3戦目:パルキア選出。初ターンにルナアーラと対面したが、その恐ろしい耐久を見せつけた。相手の行動をしっかり読み、ばけのかわを無償で突破したり有利対面を作ることができた。有利状態維持し続けて勝ち。1-0
なんと2勝1敗。全く勝てないものと踏んでいたので自分が一番驚いた。
チーム内では4人中3人が2勝1敗、残ポケ判定で自分と2戦目の時の対戦相手が残り、直接対決では負けていたので、自分は予選2位となり、決勝トーナメントに進出。
決勝トーナメントに進出!?
早々に落ちて他のサークルメンバーを茶化す側に回ろうとしていたのに...
しかしせっかく掴んだ優勝チャンス、頑張ろうと思った。
決勝トーナメント表はこんな感じ。いっぽこは水グループ2位の自分(みじんこ)と草グループ1位のあ君が残りました。
決勝トーナメント一戦目:パルキア選出。耐久を存分に活かそうとしたが、急所を拾われ重かったヒードランの処理役であるパルキアを突破されてしまう。その後も読み合いに負け、良いところもなく後続も落とされて負け。0-1
ということで自分は決勝トーナメント1回戦敗退、という結果でした。
悔しいね、うん。
急所の有無にかかわらず、もっと選出を考えていればもっと良い立ち回りができた。
そもそも決勝トーナメントに行けたのも相手のプレイミスのおかげで負けが勝ちに変わったからであり、運が良かったから決勝トーナメントに上がれたとしか言えない。
今回の大会に向けて新規の育成をし、レート戦では割と強いドヒドグライグロスの並びを採用したのだが、立ち回りがよく分かっておらず、その強みを活かしきれなかった。
選出負けや読み負けも多く、ただ強いポケモン、強い並びを使っても結局は自身のPSが全てであることを分からされた。
しかし、パルキアを存分に使えたのは嬉しいことだった。練りの甘い部分こそあったが、その高いポテンシャルを活かし切れたと思えた。
ちなみに今回もマラカッチは選出率0%でーす。
このような大会にでるのは初でしたが、多くの方々と対戦することができ、とても有意義で楽しい時間でした。
最後に、今回の大会を開催してくれたがんぽけの方々、対戦をしていただいた方々、ありがとうございました!